2015年11月03日

松来未祐さんのこと



    松来未祐さんのご逝去を悼み、
          心よりご冥福をお祈り申し上げます。


                       アフリカ座





我がアフリカ座は松来未祐さんと少なからずご縁があります。
今から5年前、アニメ『蒼穹のファフナー』を舞台化しようと考えた時、私が一番初めにキャストとしてお声をかけたのが松来ちゃんでした。
アニメではほんの5話程度であっけなく、しかも壮絶に命を散らしていった翔子を舞台でヒロインに据え、改めて物語を浮き彫りにして創りあげた作品。
アニメでも舞台でも松来ちゃんは翔子で、私はその母容子として生きていきました。

舞台は初めてと言いながら、彼女は可憐にたくましく、壮絶なヒロインを見事に演じ切りました。
優しくて、繊細で、頑固で、可愛くて、親分肌で、ぷにぷにで、よく気が付いて、ちっちゃくて、にこにこしていて……
一緒に共演するキャストは誰もがとりこになってしまう、そんな人。
みんな彼女が大好きでした。

その後、再演となった『舞台 蒼穹のファフナー』でも翔子を演じ、2年前の『げき☆えん 〜激エンターテインメント〜』でもヒロインの演劇部部長を演じて頂きました。

今、我々が稽古しているのはその続演となる『げき☆えん2』です。
前作の次世代のお話となる今作を楽しみにしていてくれた彼女。
残された我々に出来ることは、彼女にはずかしくない舞台を創ること。

笑いはじめたら止まらないゲラだった彼女は、今回の作品を観ても沢山たくさん笑ってくれることでしょう。
彼女に抱えきれないほどの笑顔を届けること。
それが彼女の旅立ちへのはなむけになればと思います。


  哀悼の意を込めて……



     『げき☆えん2 〜キャスティングプロデューサー〜』
         プロデューサー  アフリカ座 葛城七穂

posted by africaza at 00:30| Comment(1) | 日誌
この記事へのコメント
私にとっても、松来未祐さんはファフナーの翔子のイメージが強いです。
私が声優を目指したきっかけであるアニメ蒼穹のファフナー。
アフリカ座さんの舞台も再演の際、見に行きました。
ファフナーの中でも、特に翔子と甲洋はとても好きなキャラクターでした。

身体が弱く、病院に通い頑張っていた翔子。
みんなと同じ様には暮らせなかった翔子が、最期蒼穹に昇っていったあのシーンが今でも鮮明に思い出されます。
今はまさしく、甲洋の「一騎・・・翔子がいない。・・・いないんだ・・・。」のシーンそのままの気持ち。まだまだ受け止めきれません。

でも、確かに彼女は、そこにいました。
これからも、作品の中で、みんなの中で、そこに居続けるのだと思います。
Posted by 納富ももこ at 2015年11月03日 10:59
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