『舞台 蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION』
無事に千秋楽の幕をおろすことが出来ました。
劇場まで足を運んで下さったお客様、遠方から応援して下さった皆様、
本当にありがとうございました。
おかげさまで、沢山のお褒めの言葉を頂きました。
笑った、泣いた、感動した、ありがとう…と。
いえいえ、こちらの方こそ!です。
お客様の笑い声に一喜一憂し、すすり泣く音に励まされ、ありがとうのお言葉に癒されていました。
本当に感謝です!
千秋楽前日には売切れてしまった販売プログラム。
楽しみにして下さっていたお客様、申し訳ありませんでした。
そのプログラムに掲載されていた監修の羽原信義監督の言葉をここに掲載させて頂きます。
※※
「Fact and Recollection」
今回の舞台では、翔子とカノンの対比を描く事で新たな表現が広がると思いました。
現実に生きているカノンと、夢半ばにして大空に散ってしまい、みんなの思い出の中にいる翔子・・・。
そういう二人の対比を「現実(Fact)と記憶(Recollection)」としてザブタイトルに込めました。
Factは抽象の概念(Abstraction)の反対語として用いられる言葉です。
より具体的に「戦争」の中にいたカノンにふさわしい言葉だと感じました。
Recollectionはmemoryよりも「より詳しく思い出すこと」というニュアンスが含まれます。少し堅い言い回しです。
これは翔子自身と言うよりは、翔子を思う周りの人たちの気持ちにイメージを重ねてみました。
監修と言う立場でタイトルを名付け、シナリオにも意見を言わせていただき、役者の皆さんともお話しさせていただきましたが、この舞台では間違いなくあの竜宮島が再現されています。アニメで登場したキャラクターたち、アニメには登場していないけれど確実に竜宮島にいたであろうキャラクターたちが、みなさんの目の前にいます。
翔子とカノン、そしてそれぞれを取り巻く人たちの気持ちを、どうぞ受け取って下さい。
聖なる夜を目前に控え、この作品がみなさんの心に残るものになることを、祈っています。
蒼穹のファフナー・TVシリーズ監督 羽原信義
※※
スタッフ・キャスト一同、本当にこの作品を愛していました。
今日、劇場に行かない事が不思議…と言い合っていました。
またやりたい!
口々に言い合っています。
また、こんな素敵な夢を見られるでしょうか。
お客様と共に分かち合えるでしょうか。
お客様が望んで下されば、そんな夢も叶うかもしれません。
いつかまた皆様にお会い出来る日を夢見て…
本当に、ありがとうございました。
舞台ファフナー 企画 葛城七穂
posted by africaza at 14:40|
Comment(3)
|
TrackBack(0)
|
蒼穹のファフナー